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「足首の安定感で一番いい走りに導いてくれる」BROOKSから新発売のロードランニングのトップモデル「HYPERION ELITE」ローンチイベント・レポート

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エリートランナーからエントリーランナーまで、みんなの走りを「いい感じ」に導いてくれそうです。

アメリカのランニングシューズのトップブランド「BROOKS」はロードランニングのトップモデル、「HYPERION ELITE(ハイペリオン エリート)」を2月29日に限定発売したのを記念して、東京都内でメディア関係者を招いてローンチイベントを開催しました。

(写真・イベントに登壇した<左から>下門美春、戸田雅稀、藤原新、白方健一の各選手)

2月29日発売のBROOKS「HYPERION ELITE」

2月29日発売のBROOKS「HYPERION ELITE」

HYPERION ELITEは2018年ボストンマラソン優勝者で先日行われたばかりの米国オリンピック代表選考マラソンで4位となったデジレ・リンデン選手をはじめとするトップアスリートとともに4年にわたる開発を経て誕生。ミッドソール素材「DNA ZERO」フォームと可変形状カーボンプレートを用いることで、レース本番で求められる速さとランニング時の足の関節のブレの軽減を両立した新シューズです。

イベントには2012年ロンドン五輪日本代表の藤原新さんが登壇し、HYPERION ELITEについて「着地してから足首を経て力が方向転換していくのをスムーズに導いてくれる。私が一番調子がいい時の走りをいつでも再現してくれるシューズです」と話していました。

2012年ロンドン五輪日本代表で現在はスズキ浜松ACで指導にあたる藤原新さん

2012年ロンドン五輪日本代表で現在はスズキ浜松ACで指導にあたる藤原新さん

イベント後半には戸田雅稀(サンベルクス)、下門美春(プロランナー)、白方健一(トップギアインターナショナル代表)の皆さんも藤原さんとのトークに参加。2019年日本選手権1500m優勝の戸田選手はHYPERION ELITEを履いて「ソールにしっかりした固さと反発力が感じられるので、トラックをスパイクで走る自分にも走りやすい」とコメント。下門選手は「練習の長距離走でHYPERION ELITEを履くと後半まで疲れを感じにくく、練習後の疲労回復も早く感じる」と感想を話しました。

白方さんはHYPERION ELITEでハーフマラソンを走ったといいます。多くの市民ランナーの指導に当たっている経験から「ある程度走る足ができたランナーにとっては、しっかり踏み込んで体重をのせるランニングフォームを意識させてくれる。市民ランナーにとっても目的をはっきりさせて活用してもらえれば」とアドバイスがありました。

HYPERION ELITEは2月29日(土)から新宿西口ハルクや主要店舗10店のほか、「BROOKS」公式サイトで限定発売中です。

BROOKS / HYPERION ELITE

  • 価格:27,000円+税
  • 発売時期:2020年2月29日
  • 販売:新宿西口ハルクや主要店舗10店の他、「BROOKS」公式サイトなどで発売
  • 重量:196g(27.0㎝/片足)
  • ソール厚さ:35mm – 27mm(ドロップ8㎜)

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大会は中止に・2020年ウルトラトレイル・マウントフジ Ultra-Trail Mt. Fuji、新型コロナウィルスの感染拡大のため

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今年4月24−26日に予定されていたウルトラトレイル・マウントフジ Ultra-Trail Mt. Fujiは3月12日に東京都内で記者会見を行いました。会見の中で、新型コロナウィルスの感染が国内外で拡大していることから2020年大会を中止することを発表。年内の大会延期も行わないこととなりました。

2020年大会に出場予定の選手全員に次回2021年大会の優先エントリー権が与えられます。また特例として、参加資格(過去3年以内に獲得しているITRAポイント)が2021年大会への参加申込み時点で失効していても、参加申込みが認められます。この場合の2021年大会への参加にあたってはエントリー料が減額されます。また2021年大会への参加をエントリーを希望しない場合には、2021年のエントリー料の一部が返金されます。減額、返金の具体的な内容は4月下旬までに発表される予定です。

大会運営を縮小して開催を目指すも、リスクを抑えられないと判断

記者会見では大会副実行委員長で医師である福田六花さんが大会中止を決めるに至った経緯を説明。東京マラソンが一般参加者のレースを行わないと発表した2月17日に検討を開始。新型コロナウィルスの状況を見極めながらもエイドステーションをはじめとする大会運営を大幅に縮小、変更して開催することを目指すことに。

2月26日には安倍晋三首相が2週間程度の大規模イベントの中止を要請。その直後、ウルトラトレイルマウントフジでは2週間後の状況をみて判断することを決め、2月28日に大会としての方針を発表しました。その後、3月9日に国の専門家会議はイベント中止や学校休校の効果を見極められるのは3月19日頃と会見で説明。翌10日に安倍首相は3月19日をめどにあと10日のイベント中止の継続を要請。

この間、大会では運営を縮小して開催するための準備を進めたものの、大会スタッフの安全を守るためのマスク5000枚や薬品類の確保の目処が立たず。さらに「屋外のスポーツとはいえ100マイルレースは長時間にわたる。特に多くの選手はレースの後半のエイドステーションで休みを取るので、エイドステーションの休憩施設は100人以上の選手が集まるだろう。これは新型コロナウィルスに感染するリスクが高いというほかない」(福田六花副委員長)という見通しが明らかに。一度は想定していたプライベートサポートの禁止やエイドで提供する補給食などの見直しといった運営体制の縮小が現実には難しいことがわかったことで、この日の大会中止という判断に至りました。コースが通る各自治体やエイドステーションの責任者の方々の多くは、厳しい情勢下でも「大会を開催することには好意的だった」とのこと。

大会実行委員長の鏑木毅さんは、「昨年秋の台風被害、今年の新型コロナウィルス感染拡大と逆風が続くなかでトレイルランニングの火を消したくないという思いから、なんとしてもUTMFを開催したかった」と今回の判断に至った心情を話しました。さらに「各地の大会主催者の皆さんには、周囲にあわせてむやみに開催を自粛するのではなく、主体的に開催の可否を検討していただくよう呼びかけたい」とメッセージを送りました。

世界各地のトレイルランニング大会が相次いで大会の中止や延期を発表

【追記・Penyagolosa Trailsについて中止して延期となったことを加筆しました。その後Whalers’ Great Route Ultra-Trailについても中止して延期となったことを加筆しました。2020.03.14】本稿執筆時点で日本の4月前半までのマラソンやトレイルランニング大会はほとんどが中止、以降の大会にも中止とするところが増えています。そしてコロナウィルスへの感染は世界中に広がっています。UTMFも参加しているUltra-Trail World Tourの大会についてみると、次の通り。

  • 3月23日 Gaoligong by UTMB(中国)中止を決定、12月18-20日に延期
  • 4月4日 Patagonia Run(アルゼンチン)中止を決定、今年10−12月への延期を検討
  • 4月17日 100 Miles of Istria(クロアチア)中止を決定、9月24-27日に延期
  • 4月18日 Penyagolosa Trails(スペイン)リスクは中程度と評価して開催準備を継続 中止を決定、今年10月16-18日に延期
  • 4月24日 Ultra-Trail Mt. Fuji(日本)中止を決定
  • 4月25日 Madeira Island Ultra-Trail, MIUT(ポルトガル)中止を決定
  • 5月8日 Whalers’ Great Route Ultra-Trail(ポルトガル)状況を注視しつつ開催準備を継続 中止を決定、10月30日 – 11月1日に延期

このほか、4月にモロッコで開催される砂漠のステージレース、サハラ砂漠マラソン Marathon des Sablesは4月3-13日に予定していた大会を9月18−20日に延期。アメリカにおいても3月21日にワシントン州ベリンハムで開催予定のChuckanut 50kが延期(開催日未定)、4月4日にカリフォルニア州フォルサムで開催予定のAmerican River 50が中止に。6月27-28日に開催のWestern Statesも状況を注視しながら開催準備を進めていることを発表しています。

参考・大会発表資料「ウルトラトレイル・マウントフジ2020の開催中止について」

2020年3月12日

ウルトラトレイル・マウントフジ2020の開催中止について

ウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会

実行委員長 鏑木 毅

この度の新型コロナウイルスにより亡くなられたみなさまに謹んでお悔みを申し上げます。また、罹患されたみなさま、そして困難な状況におられる全てのみなさまの回復を心よりお祈り申し上げます。

さて、当実行委員会では新型コロナウイルスの状況を注視しながら開催の検討を進めてまいりましたが、残念ながら国内外とも収束の兆しが見えておりません。私たちはこのような状況下では、様々な対策を施して開催したとしても、本大会特有の長時間のエイド内での活動(飲食物の提供・救護活動・仮眠所等)やコース上での救助活動、受付・装備品チエック等での選手及びボランティア・スタッフの接触機会をなくす事は困難であり選手・ボランティア・スタッフのみなさまに安心して大会に参加する環境を提供できないと判断いたしました。また海外選手の日本への渡航も困難な状況が予測される事から、2020年大会の開催は中止せざるを得ない結論に至りました。

本大会のために、トレーニング・準備を進めてこられました選手の皆様、そして事前のコース整備や当日のボランティア活動を表明して頂いた皆様、多大なご協力頂いておりますスポンサー・出展社・協力団体の皆様、地域の皆様には大変なご迷惑をおかけする事深くお詫び申し上げます。

今回の困難な状況を鑑み、特例ではございますが、選手の皆様には次回大会のエントリー権やエントリー費用の減額を含めた対応を別紙の通り予定しております。詳細については4月下旬までをめどに、エントリーの際にご登録いただいております、メールアドレス及び大会公式サイト・Facebookにてご連絡、発表させていただきます。

引き続き私たちは、世界中の皆様に自らに挑戦することの大切さと、トレイルランニングの魅力を美しい富士山の文化と自然環境の中で伝えて行けるよう取り組んでまいります。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

(別紙)

ウルトラトレイルマウントフジ 2020中止対応について

1) 中止対応について

1 全ての選手に次回大会(2021 年大会)の優先エントリー権(有料)を付与いたします。

・2021 年大会のエントリー費用は本大会の出費を算出した上で減額いたします。(金額は4月下旬までに確定)

・寄付エントリーの方には次回大会のエントリー費用は無料となります。

2 次回大会の優先エントリー権は参加資格が失効したとしても特例で認めます。

・2020 年大会参加資格:大会エントリー開始日の3年前から前日までの間に、国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、最大3レースで 10 ポイント以上を獲得すること。ただし最低1レースはエントリー開始日の1年前から前日までに開催されるレースとする。

3 次回大会の優先エントリー権を望まない方へは参加費一部返金を実施

・返金者には、次回大会の優先エントリー権は失効いたします。尚、寄付エントリーの方への返金はいたしません。

4 参加Tシャツ(THE NORTH FACE 製)は事務局より全選手へ送付させていただきます。

5 新型コロナウイルスの全世界での収束傾向が確認された上で、アスリート向けのソーシャルネットワークアプリ STRAVAを活用した、「Virtual UTMF(仮称)」を開催いたします。(現状では6月以降で検討中)

2) 今後のスケジュールについて

2020年4月下旬までに上記の中止対応の詳細を確定し、エントリーの際にご登録いただいております、メールアドレス及び大会公式サイト、Facebookにてご連絡、発表させていただきます。

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キリアンが三つの映像作品を一週間無料でオンライン公開。新型コロナウィルスのパンデミックを受けて

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目下、世界中に広がるパンデミックとなった新型コロナウィルス(COVID-19)。トレイルランニングの大会が次々と中止となっているだけでなく、欧州では家の外に出ることもままならない地域も現れています。そこまで行かなくても、山に行くために旅行したり外出したりするのはためらわれる状況にある人が多いと思います。

山岳スポーツのスーパースター、キリアン・ジョネット Kilian Jornetもここ数日は自宅で過ごす日々だとのこと。そのキリアンが「自宅で過ごす他ない日々の慰めに、そして家でトレーニングしたりやる気を養うためのモチベーションにつなげてもらえたら」と自らのプロジェクト「Summits of My Life」を通じて制作された三つの映像作品を一週間、無料でオンライン公開することにしました。

映像作品は現在、キリアンのウェブサイトに埋め込まれたVimeoのプレイヤーから無料で視聴できます(下からも視聴できます)。

Summits of My Life」は2012年から2018年にかけてキリアン・ジョネットが取り組んだ世界の各大陸の最高峰への最速登頂に挑戦する山岳アドベンチャー・プロジェクト。

シリーズ第一弾の”A Fine Line”は山岳スポーツの第一人者となるまでのキリアンの半生を振り返るほか、2012年のTransvulcaniaでのレースや、モンブラン山頂への山岳スキーによるグランドトラバースのドキュメンタリーが続きます。2012年12月公開の52分。

映像作品第二弾の“Let me Live”(原題 ”Déjame Vivir”)は2013年に取り組んだシャモニーからモンブラン山頂往復、ロシアのElbrus Race、イタリア側からのマッターホルン山頂への最速往復記録への挑戦の模様が収められています。2014年3月公開、61分。

第三弾は“Langtang”。プロジェクトの集大成として2015年に計画されていたエベレスト山頂への最速往復記録。しかしネパールへと旅立つ直前に現地で大地震が発生。大きな被害が伝えられる中、キリアンは現地で何か役立とうと予定通りネパールへと出発します。52分の映像はそのキリアンがネパールで経験したドキュメンタリーとなっています。2016年公開。

この他、2017年にキリアンがついにエベレスト山頂への最速往復に成功した模様を収めた映像作品 ”Path to the Everest” も現在期間限定価格で視聴することができます

走ること、生きること ―強く、幸福で、バランスのとれたランナーになるために― 走ること、生きること ―強く、幸福で、バランスのとれたランナーになるために―

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主要な海外・国際トレイルランニング、スカイランニング、ウルトラマラソンの開催・中止の状況(3月23日夜時点)

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【この記事は随時新しい情報に更新しています。前日と当日中に更新された情報を太字で表示しています。20200323】

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大は欧州、米国でのロックダウン、海外渡航の実質的な禁止といった事態に進み、世界中に感染が拡大するパンデミックへと進んでいます。当サイトではCOVID-19に関する状況の簡潔なまとめとトレイルランニングに関連するニュースを毎週掲載のコラム、DC Weeklyの中で掲載しています。

この記事では主な国際的なトレイルランニング、スカイランニング、ウルトラマラソンの大会についてその開催・中止の状況について紹介し、随時情報が入り次第更新していきます。

日本国内のトレイルランニングのほか、ロードマラソンを含めたランニング大会の開催可否については当サイトの別の記事で随時更新しています

Ultra-Trail World Tour

Ultra-Trail World Tourでは3月18日にシリーズ戦の開催可否の状況についてのアップデートを開催しています

Skyrunner World Series

Skyrunner World Seriesは6月末までに開催予定の8レースにおける2020年のシリーズ戦を開催しないと3月20日に発表。今シーズンの開幕は7月26日のSkyrace® Comapedrosaとすることとしています。

Golden Trail World Series

Golden Trail World Seriesはシリーズ戦の開催可否について本稿執筆時点では発表していません。

  • 5月24日 Zegama-Aizkorri(スペイン):開催準備を進めつつ状況を注視
  • 6月28日 Marathon du Mont-Blanc(フランス):大会中止の可能性あり、追って状況を発表
  • 7月19日 Dolomyths Run(イタリア):開催可否について言及なし
  • 8月9日 Sierre-Zinal(スイス):開催可否について言及なし
  • 8月23日 Pikes Peak Marathon(アメリカ):開催可否について言及なし
  • 9月19日 Ring Of Steall(イギリス):開催準備を進めつつ状況を注視
  • 11月7日 The Final GTWS: K42 Patagonia(アルゼンチン):開催可否について言及なし

Golden Ticket Race

上位入賞選手はWestern Statesへの出場権が得られるGolden Ticket Raceは2月中旬までに開催された2レースに続く3レースについては、Western Statesが出場権付与の対象としないことを発表しています。これによって余る出場権の行方については追って発表予定です。

Spartan Trail World Championships

今年、新たにスタートするトレイルランニングのシリーズ戦、Spartan Trail World Championshipsはすでに中止して延期することを発表しているPatagonia Run(4月4日)で開幕する予定でした。

  • 4月3-4日 Patagonia Run(アルゼンチン):中止を決定、11月27-28日に延期
  • 6月25-27日 La Sportiva Lavaredo Ultra Trail(イタリア):開催準備を進めつつ状況を注視
  • 7月25日-8月1日 Fjallmaraton(スウェーデン):開催可否について言及なし
  • 8月14-15日 Kodiak Big Bear(アメリカ):開催可否について言及なし
  • 11月14日 La Ruta Trail(コスタリカ):開催可否について言及なし
  • 2021年3月4-8日 Transgrancanaria(スペイン):開催可否について言及なし

WMRA Mountain Running World Cup

世界マウンテンランニング協会(World Mountain Running Association)による今年2020年のシリーズ戦、Mountain Running World Cup。距離が20km前後未満の「クラシック Classic Mountain Race」、45km以下の「ロングディスタンス Long Distance Mountain Race」、そして登りを駆け上がる「バーティカル Vertical Uphill Race」の三つから構成されます。

  • 5月3日 Zumaia Flysch Trail Mendi Maratoia スペイン、バスク州スマイア:中止、9月27日に延期
  • 5月16-17日 Trofeo Nasego イタリア、ロンバルディア州ブレシア県:中止、延期して開催(開催日未定)
  • 6月21日 Broken Arrow Skyrace アメリカ、カリフォルニア州スコーバレー:開催準備を進めつつ状況を注視
  • 7月12日 Grossglockner Berglauf オーストリア、ハイリゲンブラット=アム=グロースグロックナー:開催可否について言及なし
  • 8月9日 Sierre-Zinal スイス、バレー州シエール:開催可否について言及なし
  • 8月16日 Krkonossky Half Marathon チェコ、フラデツ・クラーロヴェー州ヤーンスケー・ラーズニェ Janské Lázně :開催可否について言及なし
  • 9月12-13日 Canfranc-Canfranc スペイン、アラゴン州カンフランク:開催可否について言及なし
  • 9月19日 Nordkette Vertical オーストリア、インスブルック:開催可否について言及なし
  • 10月4日 Kilometro Verticale Chiavenna-Lagunac イタリア、ロンバルディア州キアヴェンナ:開催可否について言及なし

Skyrunning World Championships

2年に一度開催のSkyrunning World Championshipsは7月10-12日にスペイン・カタルーニャで開催のBuff Epic Trailにおいて3種目のレースが予定されています。現時点ではISF、大会側ともに開催可否について言及していません。

World Mountain Running Championships

世界マウンテンランニング協会(World Mountain Running Association)による今年のWorld Mountain World ChampionshipsおよびWorld Long Distance Mountain Running Championshipsは11月13-14日にHaria Extreme Lanzarote(スペイン)で開催予定。現時点では開催可否については言及していません。

IAU 100K World Championships

100kmロードのウルトラマラソンの世界選手権は2年に一度の開催で、今年9月12日にオランダ・ウィンスホーテンで行われます。現時点では開催可否については言及していません。

その他

  • 3月末 Berkeley Marathons(アメリカ):中止、今年9月に延期
  • 4月3-13日 Marathon des Sables(モロッコ):中止、9月18-28日に延期
  • 6月14日 Comrades Marathon (南アフリカ):4月17日を目処に開催可否を判断
  • 7月9日 Hardrock 100(アメリカ):開催準備を進めつつ状況を中止
  • 10月15-18日 Gran Raid Reunion(フランス):開催可否について言及なし。3月25日に予定されていたエントリー権の公開抽選会を中止、抽選の日時について見直すほか、エントリー受付を4月30日まで延長。

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日本代表選手選考の枠組みが明らかに・2021年マウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権

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トレランJAPAN(一般財団法人日本トレイルランニング協会)は日本陸連とともに来年2021年のトレイルランニング・マウンテンランニング世界選手権 World Mountain and Trail Running Championshipsについて、日本代表選手の選考要項を4月7日に発表しました。今年5月下旬以降に国内で開催される10大会が選考競技会に指名され、これらの選考レースの上位入賞者を中心に選考を実施。クラシック、バーティカル、ショートトレイル、ロングトレイルの4種目の男女それぞれについて2021年1月18日に日本代表内定選手が発表されます。なお、世界選手権の開催地や日程については現在ワールドアスレチックス(WA)で選考が進められており、今年6月15日に発表される予定です。

マウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権は来年初開催

トレイルランニングの世界選手権はIAU(国際ウルトラランナーズ協会、International Association of Ultrarunners)により2007年に初めて開催。以来2年ごとに開催されていましたが、2016年大会からIAUにITRA(国際トレイルランニング協会、International Trail Running Association)が協力する、という枠組みにより昨年2019年大会まで世界選手権は毎年開催されました。昨年、2021年からマウンテンランニングの世界選手権と合流して2年おきにマウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権を行うことが決まりました。

2021年の世界選手権で開催されるのは以下の4種目。クラシックとバーティカルはこれまでマウンテンランニング世界選手権で、ショートトレイルはマウンテンランニング・ロングディスタンス世界選手権およびトレイル世界選手権で、ロングトレイルはトレイル世界選手権で開催されてきた経緯があります。クラシックにはシニアの部とジュニアの部がありますが、今回の日本代表選手選考はシニアの部についてのみ行われます。

  • クラシックマウンテンレース “Classic up and down” mountain race (距離12km、300-400mD+)
  • バーチカルマウンテンレース “Vertical” mountain race(4-7km、700-1,000mD+)
  • ショートトレイル Short trail(40km、2,000-3,000mD+ <ITRAカテゴリー”S”相当>)
  • ロングトレイル Long trail(80km、3,500-6,000mD+ <ITRAカテゴリー”L”相当>)

日本代表選考レースは5月下旬から12月上旬までに開催予定

日本代表の選考は、年内に開催される国内のトレイルランニング大会から選考競技会に指定された以下の10大会の上位入賞者に加え、WMRAワールドランキング(世界選手権、W杯などの順位により付与されるポイントによるランキング)やITRA成績指数などにより選考対象者を抽出。内定者数や派遣人数については追って今後明らかにされる模様です。なお、選考対象となるには選考競技会の前にトレランJAPANの登録競技者となっておく必要があります。詳しくはトレランJAPANが発表した要項でご確認を。

日本代表選考競技会

2019年トレイル世界選手権 Trail World Championships トリオス・ドス・アブトレス Trilhos dos Abutres リザルト

2019.06.10

2019年トレイル世界選手権 Trail World Championships・トリオス・ドス・アブトレス Trilhos dos Abutres プレビュー

2019.06.01

2018年トレイル世界選手権 Trail World Championships ペニャゴロサ・トレイルズ Penyagolosa Trails リザルト

2018.05.16

2018年トレイル世界選手権 Trail World Championships ペニャゴロサ・トレイルズ Penyagolosa Trails プレビュー

2018.05.08

2017年トレイル世界選手権 バディーア・プラタリア Badia Prataglia・Trail Sacred Forests リザルト #TrailWC

2017.06.13

2017年トレイル世界選手権 Trail World Championships バディーア・プラタリア Badia Prataglia・Trail Sacred Forests プレビュー

2017.06.04

投稿 日本代表選手選考の枠組みが明らかに・2021年マウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権DogsorCaravan トレイルランニング・スカイランニングのオンラインメディア に最初に表示されました。

バーチャルでシーズンを先取り・Skyrunner® Virtual Seriesは今週末の4月11日開幕

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今シーズンのスカイランナー・ワールドシリーズ Skyrunner World Seriesは新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、7月までのシリーズ戦はいずれもキャンセルまたは延期となり、7月26日のSkyrace®︎ Comapedrosa(アンドラ)で開幕します。

この開幕戦までの間、インターネット上でスカイランニングコミュニティが集まって交流する機会として、今週末の4月11日(土)のプレシーズンレースを皮切りに、ワールドシリーズ前半で開催予定だった6レースの開催日にスカイランナー・バーチャル・シリーズ Skyrunner® Virtual Seriesを開催することが発表されました。

バーチャルシリーズのイベントに参加するには、スカイランナーワールドシリーズのウェブサイトからエントリー。エントリーすると、ウェブサイトでビブのPDFをダウンロードして印刷することができます。

「ランナー」カテゴリーのエントリーした選手はイベント当日の9:30CET(日本時間午後4時30分)から45分間、ランニングをします。走るのはトレッドミルでも室内でも(可能な場合は)屋外でも構いません。走るのが難しい場合はイベント開始から12時間以外になんでもいいのでなにかスポーツを。この場合は「ポピュラー」カテゴリーにエントリーします。どちらの場合もイベント中はビブを身につけるのをお忘れなく。

イベント中はいつものスカイランナー・ワールドシリーズと同じように、インターネット上でライブ速報やライブストリーミングが配信されます。ストリーミングにはバーチャルレースに参加しているエリート選手が登場するほか、事前に選ばれた一般選手も紹介されます(事前に大会側にメールで申し込みをすれば、ライブ紹介される選手に選ばれるかもしれません)。

参加選手はランニングやその他のエクササイズの証拠をメールで大会に送信。送信した選手には抽選でスカイランナー・ワールドシリーズのパートナー各社から素敵なプレゼントが贈られます。

スカイランナー・バーチャル・シリーズ Skyrunner® Virtual Seriesの日程は下の通り。詳細はスカイランナー・ワールドシリーズ Skyrunner World Seriesのウェブサイトでご確認ください。

  • 4月11日 Pre-season Easter Race(エリート選手のみ参加、ストリーミングなどで観戦可能)
  • 4月19日 Mt. Awa Skyrace
  • 5月9日 Transvulcania
  • 5月17日 Skyrace des Matheysins
  • 6月6日 Hochkönig Skyrace
  • 6月20日 Livigno SkyMarathon
  • 6月27日 The Minotaur Skyrace

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STRAVAがサブスクをアップデート・有料で価値ある機能を充実させる道へ、60日間のフリートライアルも

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STRAVAはランナーにとっては仲間との交流のためのSNSであり、自分の練習を振り返ったり計画を立てたりするのに便利なオンラインサービス。目下のコロナ禍でレースやグループランの機会が失われた中では、アスリートにとって存在感が増しているのではないでしょうか。

5月19日にSTRAVAは有料のサブスクリプション・プランについてのアップデートを発表しました。ユーザーにとって一番目につくのはサブスク・プランについて従来「Summit」と呼んでいたのをやめる、という点。STRAVAの中に設けていた有料の別ブランドを廃止することで、STRAVAの機能は全体として一つでありサブスクすることで全機能を活用できることが明確になったといえます。月額525円(年間払いの場合、毎月払いは月額800円)はこれまでと変わりません。

今回のSTRAVAのサブスクについてについてのアップデートは、ユーザーであるアスリートが必要とする機能を提供してその対価をもらう、という方針に沿ったものといえそうです。TwitterやFacebookのように無料で提供されるサービスは多いですが、収益を得るために広告が配信されたり、多数の個人の利用情報が様々に加工されて利用されたりして、それはユーザーの使い勝手を損なう場合もあり得ます。一方、STRAVAでは最近もアクティビティが並ぶフィードの中で広告っぽい表示をしていたいたのを止めています。今回のアップデートでは下でみるように一部の機能はサブスクしないと使えなくなりますが、それはデータのメンテナンスコストが大きいといった理由で、例えば過去の自分のアクティビティの閲覧に制限をかけるといった使い勝手を人質にとるような意図は感じません。

この点についてSTRAVAのファウンダー、マークさんとマイケルさんは「今回の変更に伴う収益は、更なる機能の追加や改善にダイレクトに反映していきます。(中略)購入する価値があると思っていただけるようなプロダクトを作ることで、みなさまへのコミットメントを示していく考えです。」とコメントしています。同時に「特に今の情勢では、厳しい生活を強いられている方も多くいらっしゃると思います。これまで通り多くのアスリートにご利用いただけるよう、無料版のSTRAVAも品質と使いやすさを保ち、今後も提供を続けていきます」とのこと。

STRAVAのCEO、 Mark GaineyさんとMichael Horvathさん

STRAVAのファウンダー、
Mark GaineyさんとMichael Horvathさん

というわけで無料のままでもSTRAVAを便利に使い続けることができますが、今回のアップデートにあわせて無料版のユーザーには60日間(過去最長!)のフリートライアルが提供されます。STRAVAのサブスク機能をじっくり試すにはいい機会ですね。

セグメント関連の一部機能はサブスクに移行

今回のアップデート後も無料ユーザーに提供される機能は大きく変わりませんが、セグメントに関する以下の機能についてはサブスクするユーザーのみが使えるように変更されます。

  • セグメントの全体リーダーボード(無料ユーザーは全体トップ10、女性トップ10のみ閲覧可)
  • セグメントエフォートの分析
  • セグメントにおける自分の過去のエフォートとの比較

このほか、セグメントの作成、セグメントの距離や勾配などの詳細画面、セグメントの検索といった機能は無料ユーザーに引き続き提供されます。

サブスク機能には今後も続々と新機能を投下

一方、有料のサブスク機能には次々と新機能の追加や改善が行われていて、今年1月からだけでもその数は51に達します。それらの新機能から今回のアップデートにあわせて公開される二つの機能をご紹介します。

トレーニング分析機能が強化

モバイルアプリの右下のこれまで「Summit」となっていたタブが「トレーニング」に変更され、トレーニングの進捗を確かめられる機能が集約されました。このタブから今月のアクティビティの件数・時間・距離、今週の強度、今週のフィットネスを一覧できるように。心拍数などのデータからSTRAVAが独自に計算してくれる強度やフィットネスの数値は毎日のがんばりを数字で測ることができて励みになるメトリクス。一度みると毎日確認したくなるので、一箇所にまとまったのは朗報です。

右下のトレーニングのタブに各種メトリクスの表示を集約。

右下のトレーニングのタブに各種メトリクスの表示を集約。

このほか、トレーニングログをモバイルアプリでも週単位で一覧表示できるようになるほか、これまでランとライド(自転車)、スイムだけだったのが、ウォークなど全てのスポーツのアクティビティがトレーニングログで確認できるようになります。

月間のランやライドの距離や時間の進捗がグラフで表示される。

月間のランやライドの距離や時間の進捗がグラフで表示される。

モバイルアプリでもトレーニングログを一覧表示。

モバイルアプリでもトレーニングログを一覧表示。

強度(インテンシティ)もこれまでの推移と一緒に確認できる。

強度(インテンシティ)もこれまでの推移と一緒に確認できる。

フィットネスはトレーニングの負荷とリカバリーをバランスよく積み重ねると数値が高くなる。

フィットネスはトレーニングの負荷とリカバリーをバランスよく積み重ねると数値が高くなる。

ウェブ版のルート機能を一新

ウェブ上の地図でスタートから順に通過ポイントをクリックしていくと、地図上の道に沿ってルートを描くことができるルート機能は今回のアップデートで大幅に強化。ベースとなる地図がMapboxのマップとなり、ヒートマップ(STRAVAのアスリートが通っている頻度に応じて道がより濃く表示される)をデフォルトで表示。

さらに2点間のルートを描く際にヒートマップで人気のあるコースをたどるか、最短コースをたどるか選べたり、標高差を最大または最小にするオプションも加わりました。

2点間をつなぐルートについて、ランかライドか、舗装路か未舗装路か、坂道か平坦かといったオプションをつけるとルートが再度検索される。

2点間をつなぐルートについて、ランかライドか、舗装路か未舗装路か、坂道か平坦かといったオプションをつけるとルートが再度検索される。

加えて、周辺エリアのセグメントを表示することもできるので、セグメントを通るようなコースを作ることも簡単になりました。

当サイトの中の人もかゆいところに手が届く機能を愛用中

当サイトの岩佐も毎日STRAVAを使って今日のランニングのタイムやスプリットを確かめたり、最近のランニングの量や目標をチェックしたりしています。そんな岩佐が気に入って注目しているSTRAVAの機能をいくつかご紹介します。

モバイルアプリのルート機能で身近なコースを発掘

資料を見ながら細かく正確に長い距離のコースを作る場合には今回新しくなったウェブ版のルート機能を使うのが楽。でもモバイルアプリのルート機能には(今のところ)ウェブ版にはない便利な機能があります。

モバイルアプリの「探索」のタブから「ルートを探索」をタップすると、現在地点からのおすすめルートが表示されます。さらに「自分のルートを作成」からウェブ版と同じように自由にルートを描くことができます。ここで出発地点と距離を設定するとSTRAVAの推奨ルートをアプリが自動で提案してくれます。この時、できるだけ坂道または平坦な道を選ぶオプションや舗装路または未舗装路を選ぶオプションも選べます。

試してみると、すでに知り尽くしていると思っている地元でも意外なコースがあることに気づきます。ただ、実際に現地に行ってみると通行止めだったり私道や私有地の敷地内ということもありうるのでご注意を。

藤沢駅を出発点にして「ランニング」、「10km」、「坂道」、「未舗装路」を選ぶと三つのコースが提案された。

藤沢駅を出発点にして「ランニング」、「10km」、「坂道」、「未舗装路」を選ぶと三つのコースが提案された。

STRAVAで作ったコースをGarminのデバイスに自動で転送

STRAVAのルート機能で作ったコースはアプリ上で星のマークをつけるだけで、自動的にGarminのGPSウォッチなどのデバイスのコースに同期される機能も、今回のアップデートで加わった機能。GarminにはGarmin Connectを使った独自のルート機能があってこれも便利なんですが、STRAVAで作ったコースもすぐにGarminに取り込んでナビゲーションに使えるようになったのでさらに便利になりました。

STRAVAに保存したルートに星印のチェックをつけるとGarminのデバイスに同期される。

STRAVAに保存したルートに星印のチェックをつけるとGarminのデバイスに同期される。

Apple WatchのワークアウトAppからSTRAVAに直接データをインポート

Apple WatchについているワークアウトAppはアクティビティを始めると自動的に認識して記録するか確認してくれる便利なアプリです。このワークアウトAppで記録したアクティビティのログをモバイルアプリでSTRAVAにインポートできます。

STRAVAにはApple Watch上で動くアプリがあるのですが、ワークアウトAppの方が気軽に記録できるのが利点です。まずはワークアウトAppで記録して後からSTRAVAにインポートするとか、トレーニングを意識しない通勤や散歩のウォーキングはApple WatchのワークアウトAppでログをとって後でSTRAVAにインポート、といった使い方ができそうです。ただしApple Watchではアプリを起動後にGPS信号を受信しているのを確認してからスタートボタンを押すことができないので、スタート直後については確実に正確なGPSログを残すのがちょっと難しい点は注意です。

モバイルアプリの「プロフィール」のタブから右上の歯車で「設定」へ。「アプリケーション、サービス、デバイス」から「ヘルスケア」を選ぶ。Apple WatchのワークアウトAppで記録したワークアウトの一覧からSTRAVAにインポートできる。

モバイルアプリの「プロフィール」のタブから右上の歯車で「設定」へ。「アプリケーション、サービス、デバイス」から「ヘルスケア」を選ぶ。Apple WatchのワークアウトAppで記録したワークアウトの一覧からSTRAVAにインポートできる。

今後も新機能が続く予定

STRAVAではこのほかにも今後数ヶ月以内にセグメントに新しいランキング方法が追加される予定であるなど、新機能をや機能改善に積極的に取り組んでいくとのこと。まだサブスク会員でない方も、60日間のフリートライアルでサブスク機能を試してみると、もっとスポーツアクティビティが楽しめるかもしれません。

投稿 STRAVAがサブスクをアップデート・有料で価値ある機能を充実させる道へ、60日間のフリートライアルもDogsorCaravan トレイルランニング・スカイランニングのオンラインメディア に最初に表示されました。

紅芋酢のエネルギーエキス「走れエキス」はZEN NUTRITIONから発売、Makuakeで応援購入受付中

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天然由来のスポーツサプリメントの「ZEN NUTRITION」は6月に発売予定の新製品「走れエキス」の応援購入受付をクラウドファンディングの「Makuake」で開始しました。

「走れエキス」は京都・宮津で無農薬米から作る「富士酢」で知られる飯尾醸造の「紅芋酢」をもとに開発。国産材料から作られ、アントシアニンやアミノ酸が豊富な紅芋酢をZEN NUTRITIONがスポーツ中に摂取しやすくするために工夫を重ねました。その結果、トマトジュースで割ることで飲みやすく美味しい紅芋酢ベースのスポーツ栄養食「走れエキス」が生まれた、というわけです。

トレイルランニングをはじめとするエンデュランススポーツでも毎日のリラックスにも利用したいこの製品。お勧めは運動の30分前に摂取、運動中は約2時間おきに摂取すること。運動後は30分以内に飲んでリカバリーに。

ZEN NUTRITIONらしいユニークなネーミング、「走れエキス」はもちろん太宰治の「走れメロス」から由来。製品パッケージも文庫本を模したものとなっています。

「Makuake」では「走れエキス」1箱(12袋入り)、2箱、3箱をそれぞれお得に応援購入できるプランのほか、イラストレーター【YUSUKE HANAI】限定デザインのキャップやTシャツとの組み合わせパッケージのプランも用意されています。応援購入の受付は6月15日まで、リターンとなる製品はそれぞれ6月末または7月末までに発送予定となっています。

  • 名称:清涼飲料水
  • 原材料名:トマトジュース(山梨県)、紅芋酢(京都)、寒天(国産)
  • 内容量:20g
  • 賞味期限:製造日より1年6ヶ月
  • 1箱12袋入り5,400円、1袋450円

投稿 紅芋酢のエネルギーエキス「走れエキス」はZEN NUTRITIONから発売、Makuakeで応援購入受付中DogsorCaravan トレイルランニング・スカイランニングのオンラインメディア に最初に表示されました。


2020年 UTMB Mont-Blancはコロナ禍で中止に、エントリー料、来年以降の出場権は?

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予想はできたことでしたが、やはり喪失感は格別に大きいですね。

5月20日にUTMB®︎ Mont-Blancは今年8月24-31日に開催が予定されていた今年の大会を、目下の新型コロナウィルスの世界的な感染拡大という状況を理由に中止とすることを発表しました。世界のトレイルランニングの最高峰として知られるようになったこの大会には、今年も世界100カ国以上から1万人の選手が集まる予定でした。2003年に大会が始まって以来、天候を理由にスタート後にレースが中止になったことはありましたが、大会そのものが開催されないのは今回が初めてです。

公式ウェブサイトに掲載された大会ファウンダーのカトリーヌ・ポレッティさん、ミシェル・ポレッティさんのメッセージには大会中止を決めた四つの理由が挙げられています。

一つは参加する選手、地元住民、ボランティアの皆さんの健康を守るため。世界中から選手を含むたくさんの人が一ヶ所に集まるという状況は、現在の新型コロナに関する公衆衛生のルールにはそぐわないものです。

二つ目は目下の状況では仮に参加者を集めてもUTMB®︎の本質的な経験を提供することができないから。世界中から集まった選手が言葉を交わし、友情を育み、モンブランで熱狂的な一週間を過ごすこと。こういった経験ができないならUTMB®︎を開催する意義がない、ということ。

三つ目は山ではリスクを感じたら一旦は退くのが常識だから。また状況が良い時に挑戦すればいい。

最後に、「ソリダリティ Solidarity」すなわち他者への思いやりと配慮こそがUTMB®︎のDNAだから。選択肢として例えば移動に問題が少ない周辺地域の参加者だけ、あるいは少数のエリート選手だけを集めて大会を行うことが考えられるかもしれません。しかし、それはUTMB®︎が最も大切にしている価値観「ソリダリティ」が欠けている。世界中から様々なバックグラウンドを持つ人を迎え、お互いを知り、助け合うことなしにはUTMB®︎とはいえない。

大会を3ヶ月後に控えて大会ではすでに様々な支出を行っていますが、今回の大会開催中止を受けて参加選手には、エントリーフィーの55%を払い戻すこと、そして今年エントリーしていたのと同じレースについて2021年から2023年までのいずれかの大会で出場権を認める、としています。後者については選手がトレーニングの積み重ねや仕事や家庭の予定と折り合いをつけることができるチャンスが増えるでしょうから、朗報です。

このほかメッセージの末尾では、世界のトレイルランニング・コミュニティのためにUTMB®︎ Mont-Blancとして何か新しいことを発表したい、としています。今後数週間のうちには明らかになりそうなので、これも楽しみです。

このほか、今回の2020年大会の中止に関連してはすでにFAQが公開されています。今後内容が追加されるとしていますが、参加者の関心が高そうな点では以下が明らかにされています。詳しくはUTMB®︎ Mont-Blancのウェブサイトでご確認ください。

  • エントリー料の一部払い戻しは手続きをしなくても支払いをしたクレジットカードなどに対して返金される。払戻額をチャリティの寄附金に充てることができ、この場合は大会ウェブサイトのランナー・アカウントのページから手続きをする。
  • 大会エントリーのための資格ポイントは、来年大会については有効期間が2年から3年に延長される。2021年大会のエントリー(2020年12月下旬開始)には2018年から2020年までの資格ポイントが認められる。
  • 2回連続落選の場合の抽選免除の優先エントリー権は2021年大会のエントリー権でも認められる。しかし2020年大会参加者の2021年大会への参加権が認められることなどから、2021年大会の出場枠が限られる可能性がある。その場合は2回連続落選の優先エントリー者の中で抽選を行う。この抽選で落選した場合は2022年大会に抽選免除でエントリーを認める。
  • “by UTMB®︎”の各大会を完走することによる2021年のUTMB®︎ Mont-Blancでの抽選免除などの特典は予定通り認められる。

投稿 2020年 UTMB Mont-Blancはコロナ禍で中止に、エントリー料、来年以降の出場権は?DogsorCaravan トレイルランニング・スカイランニングのオンラインメディア に最初に表示されました。

写真集「Joy」、小関信平と藤巻翔がとらえた九州のトレイルランニングの魅力

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本格的にトレイルランニングを楽しむにはまだ時間がかかりそうな今日この頃。そんな中で手に取ってみたい写真集のご紹介です。

九州を拠点に数々のトレイルランニング・イベントを開催しているユニバーサルフィールドがこれまでの大会などで撮影された写真から写真集「Joy」を制作。限定1000冊で販売します。撮影したフォトグラファーは小関信平藤巻翔のお二人。両氏ともトレイルランニングだけでなくアウトドアの撮影で数々の作品を手がけ、各種の媒体に提供してきました。その二人の写真家がユニバーサルフィールドの大会を通じて撮影してきた九州のトレイルランニングの魅力を凝縮し、何かと困難な今、出版することになりました。

ユニバーサルフォールド代表の高木智史さんからのメッセージは次のとおり

九州には日本アルプスのような高い山はありませんが、緑深いステキな山が沢山あります。

この写真集をご覧になって、九州の山が織りなす景色やトレイルランニングの楽しさ、辛さ、人の温かさを感じて頂き、みなさんとステキな想い出の共有が出来たら嬉しいなと思います。

そして、これからもっと今まで以上に沢山のステキな楽しいを共有していけたらと思っています。

九州の思い出を振り返るもよし、また九州へ旅ができるようになる日に備えるもよし。「Joy」は3,300円(税込)で1000冊限定発売。6月中旬から随時発送予定となっています。

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何度もがんばったあなたをたたえたい・「Local Legends」はSTRAVAのセグメントの新機能

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新しい形の競争で地元のアスリートのコミュニケーションが活発になったらいいですね。

STRAVAはセグメントでの「エフォート」の回数を競う新機能、「Local Legends」を6月11日に発表しました。

「Local Legends」は過去90日間にセグメントを走ったエフォートの回数を競う

STRAVAのセグメントは、STRAVAに登録されているランニングなどの区間を走って通過するたびにタイムが自動的に計測される機能。計測されたタイムに基づいて自分の走力の成長を確かめるだけでなく、リーダーボード機能で自分以外のアスリートのタイムと比較することができることから、サービス開始時から人気を集めてきました。

新たに導入される「Local Legends」は過去90日間にセグメントを走ったエフォートの回数を競う機能となります。最もエフォートの回数が多いアスリートが「Local Legends」となり、STRAVAのアプリ上でローレルクラウン(月桂冠)が表示されます。エフォート回数の集計は常に更新されていくので、90日以内のエフォート回数で上回るアスリートが現れると「Local Legends」の座は譲ることになります。

Stravaモバイルアプリからセグメントを検索(左)。セグメントを選ぶとそのセグメントの「Local Legends」が表示される(右)。この例では自らが「Local Legends」でローレルクラウンを獲得している。

Stravaモバイルアプリからセグメントを検索(左)。セグメントを選ぶとそのセグメントの「Local Legends」が表示される(右)。この例では自らが「Local Legends」でローレルクラウンを獲得している。

タイムはもちろん最も大事な記録ですが、そこを極めることができるのはほんの一握りのアスリートだけというのは事実。一方で日々のトレーニングの積み重ねとか毎日あるいは毎週続けるといった目標に取り組むこともアスリートにとって大事なこと。「Local Legends」はコツコツ努力を続ける人たちにとってよい目標となりそうです。それに自分が走ったことがあるとか、自宅のそばといった身近なセグメントについて「Local Legends」を探してみると、意外な出会いとか地元のランニングコミュニティの新しいつながりができたりするかもしれません。

日本での展開は7月中旬からを予定

新機能「Local Legends」は6月11日に米国の一部地域について先行して提供が始まっており、7月中旬には米国全域に加えて日本、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、ブラジルに展開。7月中には全世界で提供開始となる予定です。

当面はSTRAVAのモバイルアプリのみで提供されますが、全世界での提供開始にあわせてウェブ版でも提供される予定。

「Local Legends」のリーダーボードはヒストグラム形式

セグメントのタイム順のリーダーボードと異なり、「Local Legends」のリーダーボードはエフォートの回数を棒グラフにしたヒストグラム形式となります。首位のタイトルを持つアスリートのエフォート回数と自分の回数の差を確認できるほか、どれくらい頑張れば自分がタイトルを取れるか知ることもできます。

なお、「Local Legends」のリーダーボードはアスリート全体と女性アスリートの2つが設けられます。集計対象となるのは誰でも閲覧できるように公開されているエフォートのみで、そのほかの限定公開のエフォートは集計されません。

左から女性、全体のリーダーボード。ヒストグラム形式で自分のエフォート回数と比較できる。右端は無料会員の場合で、ヒストグラムは閲覧できない。

左から女性、全体のリーダーボード。ヒストグラム形式で自分のエフォート回数と比較できる。右端は無料会員の場合で、ヒストグラムは閲覧できない。

全てのアスリートが対象だがリーダーボードはサブスク会員のみ閲覧可能

STRAVAでは5月にサブスクリプション(有料会員)プランのアップデートを行い、今後の新機能はサブスク会員向けに開発していく方針を示していました。しかし今回の新機能については全会員のエフォートが集計対象となっているので、無料会員でもセグメントの「Local Legends」になることが可能です。ただし、サブスク会員がヒストグラム形式のリーダーボードを閲覧できるのに対して、無料会員は現在の「Local Legends」の名前とそのエフォートの回数のみが閲覧可能です。

一般公開前に日本のセグメントについて「Local Legends」を試用している。確認の仕方としてはセグメントの検索から、自分のアクティビティログのページからなどがあるが、ここでは自分のプロフィールから「セグメント」へ(左)。すでに2つのセグメントで「Local Legends」になっているという(左)。セグメントをタップすれば自分のエフォート回数やヒストグラム形式のリーダーボードへ(中)。さらにタップすると地図でセグメントの場所を確認できるほか、過去のそのコースでの自分の実績が一覧できる(右)。

一般公開前に日本のセグメントについて「Local Legends」を試用している。確認の仕方としてはセグメントの検索から、自分のアクティビティログのページからなどがあるが、ここでは自分のプロフィールから「セグメント」へ(左)。すでに2つのセグメントで「Local Legends」になっているという(左)。セグメントをタップすれば自分のエフォート回数やヒストグラム形式のリーダーボードへ(中)。さらにタップすると地図でセグメントの場所を確認できるほか、過去のそのコースでの自分の実績が一覧できる(右)。

2020年限定カラーが登場・リカバリーサンダル「rig」レビュー

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昨年春に発売されたリカバリーサンダル「rig」。日本で企画された厚底ソールのこのサンダルは日本人の足の特徴にあわせた快適さで人気です。

当サイトの中の人は昨年に続いて今年も着用していますが、サンダルでありながら快適に歩けるところが気に入っています。一歩ごとに足裏を柔らかく受けとめてくれることを実感できるクッション性がありながら、前後が上にカーブしたソールのおかげで前へ前へと押し出されるような感覚が気持ちよい。今年は2020年限定モデルとして新色も登場しています。

昨年春に登場したrigはクッション性の高さと重心を前に押し出す歩きやすさが特徴だ。

昨年春に登場したrigはクッション性の高さと重心を前に押し出す歩きやすさが特徴だ。

立っているだけでもクッション性をはっきり感じる厚底ソール

「rig」の最大の特徴は厚底ソール。しかし実際に足を入れて立ってみるとすでに足裏をフワッとソールが受けとめてくれているのを体感しました。歩くまでもなく立っているだけでも微妙な重心の移動に対してソールが「ムニュッ」と追従します。この衝撃吸収性は立ち仕事をする方にはきっと大歓迎でしょう。

サンダル全体が素材(EVAだと思われます)の一体成型でできていますが、手で触れたりつまんだりした感じでもランニングシューズのミッドソールに使われるEVAと比べるとはるかに弾力性がある素材です。

厚底ソールは弾力性が高い。

厚底ソールは弾力性が高い。

ソールの形状にも特徴があり、地面に接するアウトソールは足の中央部からつま先、およびかかとに向けて徐々に薄くなっています。この結果、横からみるとつま先からかかとにかけて弓形の滑らかなカーブを描いています。実際に履いて歩いてみると、重心を前に動かすと自然に体が前に倒れこむような感覚があり、前へ踏み出す動作を促されます。踏み出した足がかかとから着地する際もアウトソールのカーブのおかげで広い面で着地してクッションが受け止めるような感じがして非常に快適。ランニングシューズではこのような弓形カーブのアウトソールで同じような経験をしていますが、この「rig」の方がよりはっきり足の踏み出しの後押しとクッション性を感じるように思います。

つま先にかけて弓形のアウトソールが体を押し出すような感覚を生み出す。

つま先にかけて弓形のアウトソールが体を押し出すような感覚を生み出す。

軽くジャンプした後の着地時のソールに注目。

軽くジャンプした後の着地時のソールに注目。

足を入れてみると青竹踏みの気持ちよさ

スムーズな足のけり出しとフワッとした着地時のクッションが気持ちいい「rig」ですが、しばらくすると快適な理由はそれだけではないことに気づきます。実は「rig」の土踏まずの部分はしっかりと盛り上げて作っているので、歩くたびに下から押されているような感覚があるのです。ランニングの後に疲れて土踏まずのアーチが下がってきた足には、この青竹踏みの効果は快適です。

さらに足の指の付け根に当たるところには親指から小指まで膨らみがつけられています。このギミックによって、つま先から蹴り出す時に足の踏ん張りが効いて力を無駄にしないで歩き続けることができます。

足裏の形状に合わせた立体的なソールになっている。

足裏の形状に合わせた立体的なソールになっている。

試し履きやサイズ交換でベスト・フィットを見つけるのがおすすめ

クッション性の高い厚底サンダルの中でも幅広・甲高という日本人の足にあわせた足型となっているのが「rig」の最大の特徴なので、フィット感にはこだわりたいところ。全国のショップで実際に足を入れて試し履きをするのがベストです。しかし、公式オンラインストア「ストア・メスタ」で購入した場合には無料でサイズ交換が可能です。

昨年から「rig」を履いている当サイトの体感では、今シーズン販売分は同じサイズでも少しだけサイズ感がゆったりしている印象。遠慮なく試し履きやサイズ交換をしてフィット感を追求することをおすすめします。

足の甲を覆うデザインの「スライド」のホワイト。こちらは昨年から継続。

足の甲を覆うデザインの「スライド」のホワイト。こちらは昨年から継続。

2020年限定カラーとしてスライド、フリップフロップの両方に4つのカラーが登場。左からFlowerdelic フラワーデリック、Tiedyestripe タイダイストライプ、Polygonal ポリゴナル、Paledream パールドリーム。

2020年限定カラーとしてスライド、フリップフロップの両方に4つのカラーが登場。左からFlowerdelic フラワーデリック、Tiedyestripe タイダイストライプ、Polygonal ポリゴナル、Paledream パールドリーム。

  • タイプ: SLIDE(スライド)、FLIP-FLOP(フリップフロップ)<以下、両タイプ共通>
  • 価格: ¥6,300(税別)
  • カラー: ブラック、ホワイト、2020 Limited Edition(Flowerdelic フラワーデリック、Tiedyestripe タイダイストライプ、Polygonal ポリゴナル、Paledream パールドリーム)
  • サイズ: S (22.5-23.5cm), M (24-25cm), L (25.5-26.5cm), XL (27-28cm)

ウェブサイト: http://www.rigfootwear.com

問い合わせ先: 株式会社mesutta

一見マイナーチェンジだけど大きく改善、inov-8の新モデル・TERRAULTRA G 270は今週発売

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inov-8(イノヴェイト)が展開する「Gシリーズ」はノーベル賞受賞素材グラフェンをアウトソールに搭載することでグリップ性と耐久性を高いレベルで両立する、プレミアムモデル。その中でもシリーズ展開開始にあわせて2018年に限定モデルとして登場した「TERRAULTRA G 260」はトレイルランニングファンには幅広いシーンに対応する本命モデルとして注目を集めました。昨年春には同じモデル名でアップデートしています。

今回そのGシリーズのプレミアムシューズが新モデルの「TERRAULTRA G 270」として発売されることが発表されました。ゼロドロップ(つま先とかかとの高さが同じ)によるナチュラルな走行感とウルトラディスタンスのトレイルランニングに最適なシューズ、というコンセプトは現行の「TERRAULTRA G 260 UNI」から継承。そのうえで、アウトソールのデザインの変更やミッドソールにクッション性と反発性を向上させる「POWERFLOW MAX」を採用することで、さらに走行性を高めてきたのが新モデル。

inov-8 TERRAULTRA G 270 inov-8 TERRAULTRA G 270

画像で見比べる限りでは確かにグラフェンを搭載したアウトソールのパターンやラグのトレッド、ミッドソールの側面の形状くらいしか現行モデルからは変わっていないように見えます。しかし、inov-8によれば “Small improvements. Big difference.” とのこと。新モデル「TERRAULTRA G 270」は7月16日木曜日に発売です。

  • MODEL: TERRAULTRA G 270 MS, TERRAULTRA G 270 WMS
  • COLOR: グリーン×ブラック
  • SIZE: 25.0-30.0 (MS), 22.5-25.5 (WMS)
  • フィット5(3E相当)
  • 前足部 12mm、踵部12mm、ドロップ0mm、スタッド4mm
  • PRICE: ¥20,000+Tax
  • DELIVERY: 7月16日(木)

いよいよ日本でもリリース、Stravaの新機能「Local Legends」はセグメントで最も多くエフォートを記録した人をたたえる

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Stravaの新機能がいよいよ日本でリリースされました。

Stravaは6月に発表していたセグメントでの「エフォート」の回数を競う新機能、「Local Legends」を日本においても7月15日にリリースしたことを発表しました。

これまでランニングなどのアクティビティのセグメント(区間)について、タイムを競う仕組みはQOM(Queen of th Mountain)やKOM(King of the Mountain)として設けられており、Stravaの人気機能の一つでした。今回のLocal Legendsは過去90日間にそのセグメントで最も多くのエフォートを記録したアスリートが獲得する仕組み。アスリートのやり抜く力、鍛錬、情熱を称えるため、Local Legendsとなったアスリートにはアプリ上で「ローレルクラウン」が表示されます。Local Legendsは過去90日間の記録を毎日集計して決まるため、Logal Legendsのタイトルは日々入れ替わることに。ローレルクラウンをキープするには日々の努力が求められます。

発表当日にStravaのモバイルアプリでセグメントを表示してみたところ、多くのアスリートが多くのエフォートを記録しているセグメントを中心にローレルクラウンが表示されていて、Local Legendsが選ばれている様子。セグメントの詳細画面から総エフォート数、現在のLocal Legend、順位を確認することもできます。また、すべてのアスリートを示す棒グラフで、競争の変遷を見ることもできます。

今後、Local Legends機能はさらに多くの国や地域に展開されるほか、デスクトップのブラウザー上でLocal Legendsを表示するためのWebエクスペリエンスも開発中となっています。

UTMBのバーチャルレース、「UTMB for the Planet」が開幕、8月30日までに完走すれば抽選で来年のエントリー権も #UTMBforthePlanet

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UTMB®︎ Mont-Blancや「by UTMB®︎」の大会を統括するUTMB®︎ Groupは7月20日から8月30日まで、インターネットを通じて参加するバーチャルレース、「UTMB® for the Planet」を開催します。参加希望者は「UTMB® for the Planet」のウェブサイトからエントリー。参加者は期間中にスマートフォンやGPSウオッチなどでランニング中に記録したGPXファイルをアップロードし、目標の距離を目指します。期間中はリアルタイムで世界中の参加者のリーダーボードが更新されます。なお、それぞれのバーチャルレースを完走した参加者から抽選で3人に、対応するUTMB®︎ Mont-Blancの2021年のレース(OCC、CCC®︎、UTMB®︎)のエントリー権が与えられます。

バーチャルレースへは、今年のUTMB®︎ Mont-Blancの参加予定者に限らず誰でも無料で参加できますが、UTMB®︎が昨年から提携しているWWF(世界自然保護基金)への寄付が呼び掛けられています。

開催されるバーチャルレース

「UTMB® for the Planet」では7月20日から8月30日まで開催される4つの「バーチャルレース」と、スポンサーのサポートのもとで1週間の期間限定で40kmを走る「チャレンジ」が行われます。後者の「チャレンジ」の第一弾は7月20日から27日開催の「OVERSTIM.s Challenge」となっています。

いずれにも共通のルールは次の通り。

  • 完走者となるには所定の距離と累積獲得高度を複数回、または一回で走破する。
  • 高低差のある山に行けず累積獲得高度が得られない場合でも、距離を累積獲得高度に換算(距離1kmあたり累積獲得高度100mD+)する「キロメーターエフォート」を満たすことでも完走と認められる。
    • 例:UTMB®︎ Virtual 170は距離170km、累積獲得高度10,000mD+。これはキロメーターエフォートに換算すると270km(=170+10,000/100)。したがって累積獲得高度が全くない場合でも距離270kmを走れば完走となる。
  • バーチャルレース期間中のランニングの記録はGPXファイルを大会ウェブサイトからアップロードすることで集計対象となる(Suunto、Garmin、Polarのウェブサービスに接続すれば、各サービスから連携してアップロードされる)。
  • バーチャルレースの集計対象となるのは野外でのランニングかウォーキング(平均で時速17km以下、ピーク時で時速22km以下)によるものに限定する。
  • バーチャルレースのランキングは最初のランのスタートから最後のランのフィニッシュまでに経過した時間により集計する。したがってランキングでは一回で所定の距離を走破した参加者が有利となる。

バーチャルレース

  • UTMB® Virtual 50: 距離50km、累積獲得高度2,500mD+、キロメーターエフォート 75。完走者から抽選で3人に2021年のOCCへの参加権。
  • UTMB® Virtual 100: 距離100km、累積獲得高度4,500mD+、キロメーターエフォート 145。完走者から抽選で3人に2021年のCCC®︎への参加権。
  • UTMB® Virtual 170: 距離170km、累積獲得高度10,000mD+、キロメーターエフォート 270。完走者から抽選で3人に2021年のUTMB®︎への参加権。
  • UTMB® Virtual 240: 距離240km、累積獲得高度20,000mD+、キロメーターエフォート 440。

チャレンジ

  • OVERSTIM.s Challenge: 7月20日から7月27日開催。距離40km(累積獲得高度は考慮せず)。完走者から抽選で2名に2021年MCCの参加権、宿泊を提供、2名にOVERSTIM.sアスリートのフランソワ・デンヌが作るワイン、5名にOVERSTIM.sのニュートリション製品をそれぞれプレゼント。
UTMB®︎ for the planetには新しくアカウントを作るほか、UTMB®︎ Mont-Blancへのエントリーのためのアカウントでもエントリーできる。

UTMB®︎ for the planetには新しくアカウントを作るほか、UTMB®︎ Mont-Blancへのエントリーのためのアカウントでもエントリーできる。

アカウントを作ってログインしたところ。GPXファイルを直接アップロードするほか、SuuntoやGarmin、Polarからデータを連携してアップロードすることもできるようだ。

アカウントを作ってログインしたところ。GPXファイルを直接アップロードするほか、SuuntoやGarmin、Polarからデータを連携してアップロードすることもできるようだ。


代表選考は来年1月以降に持ち越しの可能性も。2021年マウンテン・トレイルランニング世界選手権の日本代表選考の方針が発表に

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新型コロナウィルスの影響を受けて、世界選手権に向けた日程も変更を余儀なくされています。

日本トレイルランニング協会は来年2021年に予定されるマウンテン・トレイルランニング世界選手権(World Mountain and Trail Running Championships)に向けた日本代表選手の選考スケジュールについての方針を示しました。すでに発表されている日本代表選考レースを通じて選考するものの、場合によっては来年2021年1月以降に代替する選考レースが指定されます。

(写真・2018年トレイル世界選手権<スペイン>で男子優勝のルイス・アルベルト・ヘルナンド Luis Alberto Hernando。 Photo by Koichi Iwasa)

2021年世界選手権は世界陸連(WA)の元でトレイルランニングとマウンテンランニングを同じ大会の中で行う、という初めてのフォーマットで開催予定。当初は今年6月に開催をホストする大会が決定する予定でしたが、WAは世界的なコロナ禍で開催地とホスト大会の決定は今年11月8日に延期することを決めています。

今年4月に日本トレイルランニング協会、日本陸連は世界選手権の4種目(クラシック、バーティカル、ショート、ロング)のそれぞれについて今年中に国内で開催される計10大会を代表選考レースとして指定していました。しかし目下のコロナ禍により現在までに霧島えびの高原(8月23日、ショート)、尾瀬岩鞍(10月10日、バーティカル)、IZU Trail Journey(12月を予定、ロング)のほかはいずれも大会が中止になっています。

日本トレイルランニング協会の今回の発表はこうした状況を受けたもの。4月に発表した代表選考レースについては予定通り代表選考の機会とするとしつつも、代表選考レースが開催されない場合や参加資格が居住地により制限される場合には「2020年11月8日の世界陸連による「世界選手権 2021」の開催地発表および大会実施概要の発表を受けて、2021年1月以降に代替の選考競技会を行うものとする。」としています。

WAの世界選手権開催地選考スケジュールによれば、世界選手権の開催は2021年6月15日以前、または2021年9月15日以降とされており、夏の3ヶ月間は開催時期から外れています。開催地の発表が2020年11月8日となることや、各国とも代表選考の場となる大会の中止や延期が相次いでいることからすると、当サイトの予想では世界選手権の開催は2021年の秋となるのでは、と考えます。日本代表選考レースについては、本日から始まる4連休について東京都は不要不急の外出自粛を呼びかけており、今後代表選考レースとなる大会が居住地による参加制限を行う可能性もありそう。代表選考レースは来年2021年春から仕切り直し、というスケジュールも考えられるでしょう。。

Garmin Connectでアクティビティをアップロードできない障害が発生中、社内システムを含む全サービスがダウン。ランサムウェア攻撃によるものとの情報も。

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Garminデバイスのユーザーの方は、昨夜からスマートフォンのGarmin Connectアプリをみて、「メンテナンス中」となっていることにお気づきでしょう。今朝になっても同じ状態で2020年7月24日(金)18時30分現在でも、Garminのウオッチからランニングの後は自動的にログがアップロードされるはずなのに、いつまで経ってもアップロードされません。これはGarmin Connect側のシステムダウンによるもので、ユーザー側の端末故障や操作の間違いによるものではありません。ただ、システムダウンの状況は大規模な模様で復旧には少なくとも数日はかかりそうです。

Garmin Outage 2020

Garmin ConnectのiOSアプリにはサーバーのメンテナンス中との表示が続いている。

システムダウンの影響、復旧の見通しが明らかになるには少し時間がかかりそう

GarminのTwitterアカウントによれば障害は日本時間の7月23日(木)正午には発生していた模様。当初はシステムメンテナンスによるものとしていましたが、やがてGarmin Connectなどのユーザー向けサービスだけでなく、台湾の生産拠点や社内のコールセンターやEメールといった大規模なシステムダウンが発生している、と発表。

影響はGarminのウェアラブルデバイスを愛用しているアスリートだけでなく、航空機向けデータベースにも及んでいるとのこと。Garminは航空機向けナビゲーションシステムでも大手。こうしたナビシステムは航空機の出発前に毎回データベースのアップデートをかけることが航空当局により義務付けられているものの、このアップデートもできない状態となっているそうです。

ZDnetによればこのシステムダウンの原因は今年発見されたWastedLockerというランサムウェアが原因である可能性があるとのこと。Garmin本社から台湾の生産拠点に対しては24日、25日の二日間はメンテナンスに充てるとの指示があったと言います。

Garminのシステムダウンの影響や復旧の目処について明らかになるには、少し時間がかかりそうです。

PCに接続すればGarminデバイスから第三者のサービスにアクティビティのログをアップロード可能

Garminのウォッチを愛用しているユーザーにとっては、日々記録しているランニングなどのアクティビティは一体どうなるのか、が気になるところです。

幸いにもGarminの場合は製品の付属のUSBケーブルをPCに接続すればドライブとしてPCに認識されます(音楽機能があるデバイスでMacの場合は少々面倒でAndroid File Transferというユーティリティーソフトをインストールすることでマウントできるようになります)。マウントされたらフォルダ「Garmin」の中のフォルダ「Activities」を開くと、アクティビティのログが”.fit”ファイルでそれぞれ保存されているのを見ることができます。このファイルをStravaやTrainingPeaksのようなサードバーティのサービスにアップロードすれば、アクティビティは無事というわけです。詳しいやり方はDC Rainmakerが解説しています。

とはいえ、PCが手元にない方、Garmin Connect以外のサードバーティのサービスは使っていない方にとっては、Garmin Connectの復旧を待つほかありません。復旧すればたまっていたログは無事アップロードできるでしょう。ただ、場合によってはGarmin Connectに蓄積してきた汗と涙の成果である貴重なデータがランサムウェアで犠牲になることもあるのかも。。今は無事の復旧を祈りたいと思います。

(Source: ZDnetiThomeDC Rainmaker

せっかく走ったのにログを見られない?Garmin Connect復旧までの対策を考える。 #GarminOutage

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7月23日(木)に発生したGarmin Connectのサービスダウンについて、当サイトも昨夜お伝えしました。三日目の25日(土)にはGarminのシステムがランサムウェア「WastedLocker」による攻撃を受けたことが現在調査にあたっている関係者筋から確認された、という情報がありました。

三日経ってもスマホアプリからもウェブからもGarmin Connectにアクセスできなくないことや、Garminから現在の状況や今後の見通しについてアップデートがない状態が続いていることからすると、復旧には時間がかかると考えた方がよさそうです。

とはいえ、ランニングや自転車を日々楽しんでいるアスリートの皆さんにとってGarmin Connectが使えないと、そのままではランニングの記録はデバイスの小さい画面を操作して見るしかなく、ソーシャルメディアでシェアしたりすることも難しくて不便に感じます。そして、もしランサムウェアによって誰かがGarminを攻撃したのだとすれば、Garmin Connectにアップロードしているこれまでのアクティビティのデータ、日々の心拍数や睡眠時間、体重、ストレス、VO2maxといったプライベートなデータが外部に流出する危険もあるかもしれません。Garmin社内でバックアップデータが保存されていたとしても、保存の仕方によってはそれも攻撃者によって暗号化されてしまっていてGarminにはなす術がない可能性もあります。最悪の場合はアスリートの過去のアクティビティログが戻ってこないこともあるかもしれません。

こうした状況を踏まえて、GarminユーザーとしてGarmin Connectが復旧するまでにやっておいた方がよさそうなことを考えてみました。

アカウントとパスワードを使い回している場合は変更を

Garmin Connectを利用するためのアカウント名(メールアドレス)とパスワードも攻撃者に流出した可能性があります。そうすると、そのアカウントとパスワードの組み合わせを使って他のウェブサービスへ不正にログインされるかもしれません。アカウント名とパスワードの組み合わせを他のサービスでも使っている場合には、そのウェブサービスのパスワードを変更しておいた方がいいでしょう。できればスマホやPCのパスワード管理機能やパスワード管理アプリ(1Passwordなど)で推測されにくいランダムなパスワードを作って管理しておきたいところ。

fenixシリーズなどではタッチ決済ができるGarmin Pay機能が利用できます。Gamin Payを使うにはデビットカードなどの情報をGarmin Connectのモバイルアプリを使って登録します。Garminではカード番号をユーザーのデバイスやGarminのサーバーに保存しない、としているので今回のランサムウェア攻撃によって勝手にGarmin Payが使われてしまうということはなさそうです。でも念のためGarmin Payに登録しているカードの利用記録を時々確認しておいた方がよさそうです。

これまでのアクティビティのログがデバイスに保存されているのを確認

ランサムウェアの影響でGarmin Connectがシャットダウンしたとしても、ユーザーの手元にあるGarminのデバイスがウィルスに感染したりしたわけではありません。これまでのアクティビティのログはGarmin Connectにアップロードした後もデバイスのメモリーに保存されています。どのくらいまで遡って保存されているかはデバイスの種類やアクティビティの長さや数にもよりますが、筆者のfenix 6Xにはこのデバイスを使い始めた昨年12月から158回のアクティビティのログが残っています。

音楽機能を持つGarminデバイスをMacに接続し、Android File Transferで開いたところ。過去のアクティビティがFITファイルで保存されている。

音楽機能を持つGarminデバイスをMacに接続し、Android File Transferで開いたところ。過去のアクティビティがFITファイルで保存されている。

Garmin Connectにスマホ経由ですぐにアップロードすることはシステムが復旧するまでできませんが、今まで通りにランニングや自転車、水泳、ハイキングといったアクティビティのログをとっておけば、復旧してからアップロードできるはずです。

とはいえ、Garmin Connectにはコースを作って保存してデバイスに転送する、といった機能もあるわけで、Garminデバイスの少なからぬ機能はGarmin Connectに依存しています。やっぱり早く復旧してほしいですね。

Garminデバイスは付属のUSBケーブルを使ってPCに接続すればドライブとしてPCに認識されます(他社のデバイスだとこれができないことがあるのでこの点は助かります)。マウントされたドライブのフォルダ「Garmin」の中のフォルダ「Activity」にある”.fit”ファイルが毎回のアクティビティのログです。もしデバイスのメモリーの容量が残りわずかだったりする場合には、このフォルダをPCにコピーしておけば手元のバックアップとすることができます。

なお、筆者が使っているfenix 6シリーズのように音楽機能を備えているデバイスをMacのPCに接続してもドライブとして認識されません。その場合はAndroid File Transferというユーティリティーソフトをインストールして起動すると、Garminデバイスの中のフォルダやファイルを一覧したり操作できるようになります。その名前の通り、GoogleがAndroid端末のメモリーにMacからファイルを読み書きするためのソフトですがGarminデバイスのメモリーも同様に読み書きできます。

Garmin Connect復旧までは、必要ならば手作業でサードパーティのサービスにアップロード

今後Garmin Connectが復旧すれば、デバイスに蓄積されていたサービスダウン中のアクティビティはこれまで通りモバイルアプリでGarmin Connectにアップロードされるでしょう。ちょっと不便ですが気長に待ちましょう。

しかし、そうやって気長に待てない気持ちもよくわかります。今日走ったコースや距離、タイムを一目で確認したくなります。アクティビティをソーシャルメディアでシェアしたい場合もあるし、最近はバーチャルのランニングイベントで走ったことの証拠として送信したいというニーズもあるでしょう。そして、StravaやTrainingPeaksといったサードパーティのサービスにアクティビティが送信できないのがストレス、というアスリートも多いはず。実際、Garmin Connectがサービスダウンした23日午後からはStravaへのアクティビティ送信件数は半分近くに落ち込んでいます。Twitterは世界中のGarminユーザーの嘆きの声で満ちています。

StravaのウェブサイトによればGamin Connectが停止した23日午後からはアップロード件数が半分近くに落ち込んでいる。

StravaのウェブサイトによればGamin Connectが停止した23日午後からはアップロード件数が半分近くに落ち込んでいる。

しかし、Gaminデバイスから”.fit”形式のファイルを取り出すことができれば、サードパーティのサービスにアップロードしてGarmin Connectと同様にアクティビティの詳細なデータを一覧することができます。以下ではStravaの場合を紹介します。StravaやTrainingPeaksは基本機能は無料のアカウントを使えば利用できるので、Garmin Connectのバックアップとして使い始めるのもいい考えだと思います。

Stravaのウェブ版の右上にある「+」ボタンから「アクティビティをアップロード」を選択。

Stravaのウェブ版の右上にある「+」ボタンから「アクティビティをアップロード」を選択。

「ファイルを選択」から".fit"形式のファイルをアップロード。25個までまとめてアップロードできる。

「ファイルを選択」から”.fit”形式のファイルをアップロード。25個までまとめてアップロードできる。

詳細なデータにこだわらないなら、".fit"形式のファイルをアップロードせずにランニングの距離やタイムを直接入力することも可能。

詳細なデータにこだわらないなら、”.fit”形式のファイルをアップロードせずにランニングの距離やタイムを直接入力することも可能。

Garminユーザーにとっては少々不便が続きますが、筆者もユーザーの一人としてGarmin Connectが無事に復旧するよう祈っています。

訃報・三浦誠司 Miura Seijiさん

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2020年7月26日(日)に大阪のランニング専門店、RUN-WALK Styleの店長、三浦誠司 Miura Seijiさんが神戸市内でのトレイルランニング中に水難事故に遭い、亡くなられました。

(写真は2015年の信越五岳トレイルランニングレースを走る三浦誠司さん)

大阪城公園の近くのお店、そして最近移転して新装開店されたばかりの名古屋店はランニングとウォーキングの専門店ですが、トレイルランニングの品揃えも充実していて大阪のトレイルランニングファンにとっては情報交換の場であり、仲間との交流の場です。もちろん、三浦誠司さんは常にその中心にいたことでしょう。

しかし、筆者(当サイト岩佐)にとって三浦さんはトレイルランニングのレースで活躍する選手というイメージが一番に思い浮かびます。とりわけ信越五岳トレイルランニングレースでは2013年に9位、2014年に7位となって表彰台に立っています。私は2014年と2015年の信越五岳のレースを取材しましたが、すらりと細身の選手が上位を走る中で、小柄でガッチリした体格の三浦さんが眉間に皺を入れながら一歩一歩坂を登ってくる姿を思い出します。でもレースが終わってからはいつも笑顔を絶やすことなく、お話を聞かせてくれました。信越五岳では100マイルのレースが加わった2017年にはRUN-WALK Styleの仲間の皆さんと一緒にエイドステーションの運営を引き受け、リーダーとして大雨の中を次々にやってくる選手を見守っていました。

2014年の信越五岳トレイルランニングレースを走る三浦誠司さん(右)。

2014年の信越五岳トレイルランニングレースを走る三浦誠司さん(右)。

こちらも2014年の信越五岳トレイルランニングレース。黒姫のエイドから登る三浦誠司さん(右)。

こちらも2014年の信越五岳トレイルランニングレース。黒姫のエイドから登る三浦誠司さん(右)。

最近では、イベントなどで「ガンバフンバくん」に扮して、やってきた人たちを笑顔にさせる姿をご覧になった方も多いことでしょう。私も最後に三浦さんと会ったのは、東京マラソンのエキスポ会場で会った「ガンバフンバくん」でした。でも、もう一度お目にかかってお話ししたかった。あのとき、「ガンバフンバくん」を直接見たのが初めてで、中の人が三浦さんだと確信が持てなくてちゃんと話ができなかったから。

2019年東京マラソンEXPOにやってきたガンバフンバくん。

2019年東京マラソンEXPOにやってきたガンバフンバくん。

トレイルランニングを愛し、新しくはじめようとする人たちに手を差し伸べることを惜しまなかった三浦さん。またどこかで会える気がしてなりません。どうぞ安らかにお眠りください。そして、ご家族や仲間の皆さんに心よりお悔やみ申し上げます。

「高尾マナーズ」がウェブサイトを公開、マナー集やトレイルマップなどの情報も。

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東京のトレイルランナーにとっては貴重な情報でいっぱいです。

高尾山でのトレイルランニングのマナー向上を呼びかける「高尾トレイルマナー向上委員会」(通称・高尾マナーズ)は先週、ウェブサイトを公開。活動状況やイベントについての告知のほか、高尾山でのトレイルランニングで提案する6つのマナーや、PDFファイルでダウンロード可能な高尾エリアのトレイルマップといったコンテンツが掲載されています。

高尾エリアの主なコースが紹介されている。

高尾エリアの主なコースが紹介されている。

トレイルランニングの6つのマナーを提案。

トレイルランニングの6つのマナーを提案。

昨年11月に「高尾マナーズ」が発足して以来、トークイベントや高尾山でのマナーガイドの配布といった活動をされていますが、現在はコロナ禍のためこうした活動はしばし休止中。しばらくはこちらのウェブサイトから情報を発信されることになりそうです。

ウェブサイトのブログに記事を書いておられる内坂庸夫さんには、今年4月にポッドキャストでお話を聞いています。

#011 内坂庸夫・厳しい状況下で励まし合うトレイルランナー、鎌倉や高尾で取り組んでいること、トレイルで心がけたいコミュニケーション 【ポッドキャスト・Run the World】

2020.04.11
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